名古屋から東京、または東京から名古屋へ新幹線で移動するとき、なんとなく「のぞみ」の切符を毎回買っていませんか?
確かに一番本数が多くて便利な「のぞみ」ですが、実はある「ひかり」の列車を上手に狙うだけで、移動時間はほぼ変わらないまま、指定席料金を安く抑えることができます。
名古屋〜東京の新幹線を安くするなら「ひかり」を選ぶべき理由

のぞみとひかりで特急料金が違う
東海道新幹線で名古屋〜新横浜・品川・東京へ行く場合、多くの方は「のぞみ」に乗車しているのではないでしょうか。実際、東海道新幹線のダイヤの大部分は「のぞみ」で運行されています。
しかし、まったく同じ区間を移動するとしても、実は「のぞみ」と「ひかり・こだま」では特急料金のルールが異なります。
指定席を利用する場合に限り、「のぞみ」よりも「ひかり・こだま」の方が一律で数百円安くなる設定になっているのです。
【料金比較】指定席なら「ひかり」がこれだけお得
| のぞみ | ひかり・こだま | 料金差 | |
|---|---|---|---|
| 名古屋~品川・東京 | 11,300円 | 11,090円 | 210円 |
| 名古屋~新横浜 | 10,640円 | 10,430円 | 210円 |
※通常期の料金です。繁忙期・閑散期の料金は上記と異なります。
所要時間はほぼ同じ?のぞみとひかりの「移動時間」を比較

実は約5分しか変わらない場合も
「のぞみ」は名古屋を出発すると、次は新横浜までノンストップで走り、品川・東京へと立て続けに停車します。
一方で「ひかり」は、のぞみより多くの中間駅に停車していくイメージが強いかもしれません。
しかし、実はひかりの中には名古屋を出ると、途中で豊橋または小田原に1駅しか止まらないという停車パターンが存在します。
このひかりを選ぶと、のぞみとの所要時間の差はわずか5分程度しかありません。
たった5分ほどの差にもかかわらず、指定席料金は「ひかり」の方が210円安くなります。
つまり、急ぐからのぞみ一択思い込んでいると、実は少し損をしてしまっている可能性があるのです。
ひかりの停車駅とおすすめの時間帯
最速のひかりの停車駅
- 名古屋
- 豊橋または小田原
※どちらかにのみ停車
- 新横浜
- 品川
- 東京
のぞみとほぼ変わらないスピードで走る「最速パターンのひかり」は、上下線ともに1時間に1本の間隔で運行されています。
運行される時間帯と、駅の電光掲示板や予約画面での具体的な見分け方は以下の通りです。
名古屋から東京へ行く場合(上り)
名古屋駅を毎時17分に出発します。(※時間帯によって数分のズレがあります)
東京から名古屋へ行く場合(下り)
東京駅を毎時33分に出発します。 行き先が「新大阪行き」になっていることがほとんどなので、東京駅のホームでも非常に見つけやすく迷う心配がありません。
のぞみの停車駅
- 名古屋
- 新横浜
- 品川
- 東京
これ以外の時間帯の「ひかり」は遅い?
名古屋駅を毎時43分前後に出発するひかり(岡山や広島から直通してくる列車)などは、静岡県内の駅にこまめに停車するため、東京までの所要時間が118分となり、のぞみと比べると20分以上の差があります。
出来るだけ安く、かつ早く移動したいという時は、名古屋発なら「17分発」、東京発なら「33分発」の新幹線を狙って予約してみてください。
自由席ならどっち?のぞみとひかりを選ぶ基準

自由席はのぞみもひかりも同料金なので注意
ここまで「ひかりの方が安い」とお伝えしてきましたが、1点だけ大きな注意点があります。
それは、金額差があるのは「指定席」と「グリーン車」を利用した場合だけという点です。
実は、「自由席」に乗る場合は、のぞみ・ひかり・こだまのどれに乗っても全て同じ料金になります。
そのため、「今回は自由席で行こう」と考えているのであれば、わざわざ本数の少ないひかりを待つ必要はありません。運行本数が圧倒的に多く、移動時間も短い「のぞみ」の自由席に乗るのが良いです。
あえて「ひかりの自由席」を狙うメリットはある?
基本的には自由席なら「のぞみ」がおすすめですが、あえて「ひかり」の自由席を狙うのも一つの裏ワザです。
のぞみ
自由席が「1〜2号車」の2両しかないため、混雑しやすい。そのため席の確保がしにくい。
ひかり
自由席が「1〜5号車」の5両もあるため、のぞみよりも席に余裕があり、座れる確率が上がります。
自由席がいいけれど、どうしても座って快適に移動したいという場合には、あえてひかりの自由席を選ぶメリットも覚えておくと便利です。
名古屋〜東京間は「ひかり指定席」で安く快適に移動しよう

今回ご紹介したように、名古屋〜東京間の移動は「のぞみ」だけでなく、運行ダイヤを狙って「ひかり」を選ぶことで、移動時間をほぼ変えずに交通費を抑えることができます。
- 指定席なら「ひかり」で210円お得に(所要時間の差はわずか5分)
- 狙い目の時間帯は、名古屋発なら「17分」、東京発なら「33分」
- 混雑する時期は、自由席が5両ある「ひかり」で座席を確保するのもアリ
指定席で210円安く浮かせた分は、ぜひ飲み物やお菓子代、ちょっとしたお土産代に回して、旅の満足度をアップさせてみてください。
スケジュールに合わせて「のぞみ」と「ひかり」を上手に使い分け、快適な新幹線の旅を楽しんでくださいね。


