リゾートしらかみ
【青池】に乗車
料金や座席・車内を
解説

鉄道の旅

リゾートしらかみとは?観光列車の魅力

リゾートしらかみ青池編成の側面

リゾートしらかみは、秋田駅〜青森駅を走る、JR東日本の大人気観光列車です。
世界自然遺産「白神山地」や、目の前に迫る日本海の絶景を車窓から楽しめるローカル線「五能線」を走ります。

全線を乗り通すと約5時間の長い旅になりますが、車内では美しい景色だけでなく、地元の郷土芸能といったイベントもあり、時間を忘れてゆったりと贅沢な旅を満喫することができます。

今回は、私が以前にリゾートしらかみに乗車した際の写真や体験談と共に、その魅力をお伝えします。

リゾートしらかみの料金はいくら?

チケットのイメージ画像

必要なのは乗車券+指定席券だけ

リゾートしらかみは乗車券(切符)と指定席券840円だけで乗車することができます。

特急券は不要

観光列車と聞くと「特急料金がかかって高いのでは?」というイメージを持つ方が多いのではないでしょうか。

通常、特急列車は乗車する距離が長くなればなるほど、特急料金が高くなっていきます。しかし、リゾートしらかみは、あくまで「快速列車」という位置づけです。

そのため特急料金は一切不要。
必要なのは、通常の「乗車券(きっぷ)」と、一律「840円の指定席券」だけです。
秋田駅から青森駅まで約5時間、どんなに長く乗車しても指定席券の料金は840円で変わらないため、驚くほどコスパが良いのが大きな魅力の1つです。

途中駅からの乗車もOK

リゾートしらかみは、秋田駅や青森駅といった始発駅だけでなく、沿線の停車駅が細かく設定されています。

そのため、「白神山地の十二湖を観光したあと、十二湖駅からリゾートしらかみに乗車する」といった、旅のスケジュールに合わせた途中乗車や途中下車も自由自在です。

わざわざ始発駅まで行く必要がなく、自分の好きな観光スポットに合わせて気軽にスケジュールに組み込める利便性の高さも、リゾートしらかみが多くの旅行者に愛される理由です。

リゾートしらかみの座席選びとおすすめの席

リゾートしらかみ青池編成の社内

リゾートしらかみには下記の2つの座席があります。

  • 普通車指定席
  • ボックス席

旅行の人数やスタイルに合わせて選べますが、座席を選ぶ場合は「海側」がおすすめです。

座席は海側のA席がおすすめ

リゾートしらかみは全席指定席のため、事前に座席を指定してきっぷを購入します。
その際、絶対に狙いたいのが海側の「A席」です。

五能線は長い区間、すぐ目の前に日本海が広がる海岸線を走ります。この大迫力の絶景を窓越しにじっくり堪能できるのが、まさにA席なのです。
(※上り・下りどちらの列車でも、海側は一律でA席になります)

海側の席がとれなくても展望席がある

もしA席が満席で取れなくても、先頭車両と最後尾の車両には、乗客全員が自由に利用できる広々とした「展望席」があります。

大きな窓から運転士と同じ目線の景色や、ダイナミックな車窓を楽しめるため、座席が山側になってしまった場合でもここへ来れば絶景を満喫できます。

普通車指定席

1・3・4号車は普通車指定席です。

「普通車」という名前ではありますが、一般的な特急列車よりも広々としたリクライニングシートで、まるでグリーン車のようです。

前の座席との間隔が非常に広く、新幹線よりもゆったりと足を伸ばして快適に過ごせます。座席を後ろに倒しても後部座席の人に迷惑がかかりにくい設計になっているため、長時間の乗車でも安心してリラックスできます。

ボックス席

2号車は半個室のボックス席です。

家族や友人グループでの旅にぴったりな半個室のボックス席になっています。 最大4名まで座ることができ、シートをフラットに伸ばして足を伸ばせる面白い仕掛けもあります。

こちらは1名からでも予約自体は可能ですが、混雑時は「相席」になる可能性が高いため、静かに1人旅を楽しみたい方は普通車指定席を選んだ方が落ち着いて過ごせるのでおすすめです。

リゾートしらかみが走るローカル線「五能線」は絶景の連続

リゾートしらかみから見える海の景色

リゾートしらかみの最大の楽しみといえば、車窓から見える「五能線」のダイナミックな絶景です。列車が海岸線のすぐキワを走るため、迫力のある海の景色が目の前に広がります。

リゾートしらかみは、こうした絶景スポットに差し掛かると、乗客がゆっくり写真を撮れるように列車のスピードを落として徐行運転してくれます。

今回は昼の青空の時間帯でしたが、天気に恵まれたこともあり、いつまでも眺めていたくなるような素晴らしい感動を味わうことができました。

リゾートしらかみの後面からの景色

今回乗った青池編成について・その他の編成について

リゾートしらかみ青池編成

3種類の列車

リゾートしらかみには3種類の列車が使われます。

  • 橅編成(緑色)
  • 青池編成(青色)
  • くまげら編成(オレンジ色)

今回は青池編成に乗車しました。編成ごとで車内に大きな変化はありませんが、青池編成の運転席の後ろにある展望席は前面・後面展望の他、側面の車窓も楽しめる設計になっているのでおすすめです。

橅編成が最新車両、くまげら編成は旧型車両を改造した車両で、所々で昔の車両の雰囲気が残っているみたいです。

リゾートしらかみの車内販売

リゾートしらかみの車内販売で購入したお菓子とジュース

リゾートしらかみの車内(青池編成・橅編成)には、小さい車内販売カウンターが設置されています。

カウンターでは、青森のりんごを使ったお菓子やジュース、リゾートしらかみの限定オリジナルグッズなどが並んでおり、おやつタイムにぴったりです。

現在の車内販売は、キャッシュレス決済のみの対応になっていたり、一部メニューが事前予約制になっている場合があります。乗車前に最新の運行情報をチェックしておくと安心です。

この日はじゃがりこの贅沢だし味、比内地鶏風味のあられ、スパークリングのアップルジュースをいただきました。

リゾートしらかみの楽しみ方(途中下車・イベントなど)

千畳敷駅の目の前にある海岸

途中下車

途中駅の千畳敷駅では15分の停車時間があり、駅の目の前にある海岸に楽しむことができます。

車内イベント

リゾートしらかみでは景色だけでなくイベントも開催されます。

この日は津軽三味線の演奏会が20分ほどありました。
車内にはモニターがあり、演奏の音と様子はそのモニターからも見ることができます。

リゾートしらかみに乗車してみた感想

今回は、五能線を走る大人気観光列車「リゾートしらかみ(青池編成)」の魅力や、座席選び・料金・車内販売などの乗車レポートをお届けしました。

秋田駅から青森駅まで、ローカル線で約5時間という移動時間は、少し長いかもしれません。
しかし、新幹線や飛行機であっという間に移動できる時代だからこそ、あえて時間をかけて、目の前に広がる日本海の絶景に圧倒され、車内イベントを楽しみ、ご当地おやつを食べながら、移り変わる景色をじっくり眺める旅には贅沢さがあります。

「リゾートしらかみ」は、日常の喧騒を離れて最高の癒やし旅をしたいすべての人に心からおすすめできる観光列車です。

ぜひ次の旅行では海側のA席を予約して、五能線の美しい絶景を楽しんでみてはいかがでしょうか?

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