音威子府そばを
千葉で食べるなら
【音威子府食堂】

グルメ

北海道の音威子府村で誕生し、「日本一美味しい駅そば」と称されながらも一度は失われた「音威子府そば」。

黒い見た目と強い風味が特徴的なこのそばを、千葉県茂原市にある「音威子府食堂」で味わうことができます。

本記事では、千葉の音威子府食堂へ実際に足を運んで確かめたお店の雰囲気や「音威子府そば」の実食レポートをお届けします。

音威子府そばとは?

音威子府食堂の入口

「音威子府(おといねっぷ)そば」とは、北海道で最も人口が少ない町・音威子府村で生まれた、見た目が黒いことが特徴的な蕎麦です。

蕎麦の実を殻ごと丸々挽いて作られるため、濃いな黒さと甘皮の芳醇な香り、そしてコシのある歯ごたえを楽しむことができます。

かつてJR音威子府駅にあった名店「常盤軒」の駅そばは、「日本一美味しい駅そば」として全国の鉄道ファンや蕎麦通から人気を集めていました。

しかし、店主の他界による常盤軒の閉店、さらには製造を担っていた唯一の製麺所の廃業が重なり、一時は「二度と食べられない幻のそば」となってしまいます。

その後、この歴史ある味を絶やさぬよう、関東で飲食店を営む有志の手によって見事に復元されたのが、現在の「新・音威子府そば」です。

現地の音威子府駅で食べた蕎麦のレポート

私は以前、実際に北海道のJR音威子府駅へと足を運び、音威子府そばをいただいたことがあります。

以下の記事では、北海道の現地で味わった体験談やそばの味わいについて詳しく書き綴っています。音威子府そばのルーツや現地の雰囲気に興味がある方は、ぜひあわせてご覧ください。

お店の紹介

茂原駅からのアクセスと店舗への行き方

「音威子府食堂」は、茂原駅から徒歩約5分というアクセスの良い場所に位置しています。まずは茂原駅からまっすぐ伸びる通りを進みます。

JR茂原駅東口

途中で右に折れると、遠くからでも一目で分かる鮮やかな赤い壁の外観が見えてきます。店舗正面には大きく「音威子府食堂」と書かれた看板が掲げられており、迷うことなく辿り着くことができます。

音威子府食堂の外観

また、店頭の案内看板には「音威子府そば」の歴史や特徴についての解説が記されており、入店前からその魅力やストーリーに触れることができます。

音威子府食堂の案内看板

祖父母の家を思わせる懐かしい店内と丁寧な接客

店内は個人経営のお蕎麦屋さんならではの雰囲気が漂い、程よい生活感とどこか祖父母の家に帰ってきたかのような懐かしさを感じさせます。

入店するとスタッフの方が温かく出迎えてくださり、居心地の良さを実感できます。

訪れた日は夏場ということもあり、席に着くとすぐに冷たいお茶が提供されました。また、テーブルに用意されている追加用のお茶にも氷がしっかりと入っており、細やかな配慮と心遣いが感じられます。

実際に滞在中も地元と思われるお客様が何名か来店されており、地域に根付いた愛されるお店であることがうかがえます。

また、店内には音威子府駅をはじめとした北海道の写真や、北海道を走る特急列車のサボ(行先表示板)を模したインテリアなどが飾られていました。かつての音威子府駅や北海道の鉄道へのリスペクトが感じられ、鉄道ファンや旅好きにとってもどこかワクワクする空間が広がっています。

音威子府食堂の店内

音威子府食堂のメニューと価格帯・支払い方法

音威子府食堂のメニュー

蕎麦のメニューは冷たい蕎麦と温かい蕎麦から選ぶことができます。主なメニューと価格帯は以下の通りです。

本記事で紹介したメニュー以外にもさまざまな品が用意されていますので、詳細はぜひ店頭でご確認ください。

もりそば800円
かけそば800円
たぬきそば850円
かき揚げそば950円
とろろそば950円
ザンギそば950円
鴨南蛮そば1100円
鴨南蛮つけそば1100円
かき揚げ200円

※上記メニュー・料金は変更になってる場合があります。

セットメニュー

お得なセットメニューも用意されており、セットについてくるミニ丼は日替わりとなっています。
また、セットメニューをご注文の場合に限り、おそばの大盛りが無料となります。

もりそば+ミニ丼1100円
かけそば+ミニ丼1100円
たぬきそば+ミニ丼1200円
かき揚げそば+ミニ丼1200円
ザンギそば+ミニ丼1200円
鴨南蛮そば+ミニ丼1450円
醤油ラーメン+ミニ丼1100円

※上記メニュー・料金は変更になってる場合があります。

お支払い方法・キャッシュレス決済の対応状況

お支払いには、現金のほかにQRコード決済が利用可能です。現金を用意していなくてもスムーズに会計を済ませることができます。

音威子府そばの味

音威子府食堂のもりそば

今回は定番の「もりそば」を注文しました。音威子府そばの代名詞ともいえる黒く太い麺が目を引きます。

ひとくち口に運ぶと、麺はもちもちとした強い噛みごたえがあり、噛みしめるほどに蕎麦本来の深い味わいが口いっぱいに広がります。また、思い切り麺をすすると、豊かな蕎麦の香りが鼻を抜けていくのを実感できました。

めんつゆは出汁と醤油の効いた濃いめの仕上がりで、力強い味わいの黒い麺とは相性抜群です。

薬味としてわさび、ねぎ、天かすが添えられており、途中で天かすを加えたり薬味を効かせたりすることで、最後まで飽きずに味の変化を楽しめます。

食べているうちにつゆが薄まった際に追加できるよう、温かい追い用のめんつゆが徳利で別添えされて提供されます。最後まで美味しく味わってほしいというお店の細やかなこだわりが感じられる一杯でした。

アワオ
アワオ

関東圏で音威子府そばを味わえる数少ない貴重なお店のひとつが、千葉県茂原市にある「音威子府食堂」です。

訪問時は地元の方々が食事を楽しんでおり、どこか温かみのあるローカルな雰囲気に包まれていました。店内には音威子府村や道北エリアの風景写真をはじめ、かつて北海道の地を駆け抜けた列車にまつわる鉄道グッズなどが飾られており、関東にいながら北海道の情緒を感じることができます。

アクセス面に関しては、首都圏の主要都市から訪れる場合は移動に少し時間がかかる点が難点と言えます。しかし、わざわざ足を運ぶ価値を感じられる空間と味わいがあります。

移動距離が気になる方や都内で手軽に味わいたい方は、四ツ谷にある「音威子府TOKYO」がおすすめです。

アクセス・営業時間

店名音威子府食堂
住所〒297-0022 千葉県茂原市町保4−7
電話番号090-9675-8006
アクセスJR外房線
『茂原駅』から徒歩5分
営業時間11:00 – 14:30
17:00 – 21:00
※しばらくの間は夜の営業はお休みとのことです。
定休日月曜日

※上記営業時間などは変更になってる場合があります。

お店までの道のり

茂原駅の改札を出て、右にある東口へ出ます。

茂原駅東口

駅前のロータリーから続くサンシティ町保通りをまっすぐ進みます。

茂原駅東口のロータリーから見たサンシティ町保通り

2つ目の信号を右に曲がります。

サンシティ町保通りの途中の道

まっすぐ進むと左手に赤い建物が見えてきます。そこが音威子府食堂です。

音威子府食堂の外観

コメント

タイトルとURLをコピーしました