かつて北海道最北の村で育まれ、全国の鉄道ファンや蕎麦好きから「日本一の駅そば」と称えられた「音威子府そば」。製麺所の廃業などもあり、現在ではその味を楽しめるお店は非常に限られた貴重な存在となっています。
そんな中、埼玉県内で音威子府産の蕎麦粉を使用した手打ち蕎麦を提供しているお店があると知り、実際に「手打ち蕎麦 こだち」へ足を運んできました。
この記事では、筆者が実際に店舗を訪れ、お店の雰囲気やメニュー内容、アクセスなどをご紹介していきます。
- 手打ち蕎麦こだちの蕎麦の味
- 他に音威子府そばを提供しているお店との違い
- 手打ち蕎麦こだちのメニューと料金
- 手打ち蕎麦こだちのお店の雰囲気
手打ち蕎麦こだちのレビュー


手打ち蕎麦こだちは音威子府そばを食べられる貴重なお店ですが、駅から遠いのが難点だと思います。大宮駅かさいたま新都心駅からバスで10分ほど乗り、『浅間神社』バス停からは歩いて3分なので、公共交通機関を使う際はバスでのアクセスをおすすめします。
お店はカフェのようなオシャレで、以前訪れた『音威子府TOKYO』や『音威子府食堂』とはまた違った雰囲気のお店でした。
蕎麦は細麺でこのお店のオリジナリティを感じ、あっさりして食べやすかったです。音威子府そば特有の麺の太さ、しっかりとした噛み応えはあまりなかった印象ですが、そのぶん食べやすさに重点をおいていました。
実際の店内写真や料理の写真は、この記事の下記をご覧ください。
手打ち蕎麦こだちのメニューと料金

グルメサイトや店頭の案内などには特に大きな記載が見当たりませんでしたが、店内でメニューを開いてみると「蕎麦粉は北海道玄蕎麦(音威子府)キタワセを使用しております」と記されていました。独自の黒い麺で有名な音威子府そばですが、ここではその豊かな風味を持つ音威子府産のキタワセ種を使用した本格的な手打ち蕎麦を堪能することができます。
また、店内では平日限定のメニューや、数量限定メニューなども用意されており、平日にだけ楽しめるメニューがある点も大きな魅力です。
セットメニュー
| 大将おすすめランチセット(蕎麦+小さいご飯) | 1,350円 |
|---|---|
| かき揚げ丼ランチセット(蕎麦+かき揚げ丼) ※平日10食限定 | 1,300円 |
単品メニュー
冷たい蕎麦
| せいろ | 850円 |
|---|---|
| ゴマささみ | 1,300円 |
| つけとろろ | 1,250円 |
| すずしろ | 1,000円 |
| なめこおろし | 1,000円 |
| 納豆 | 950円 |
| 鴨せいろ(つゆ常温) | 1,500円 |
| 海老天せいろ | 1,550円 |
| 上海老天せいろ(メゴチ付き) | 2,000円 |
| そばのみ(つゆなし) | 600円 |
冷やかけ
| 冷やかけそば | 850円 |
|---|---|
| 冷やし梅鉢 | 1,050円 |
| 冷やしとろろ | 1,250円 |
| 冷やしきつねたぬき | 1,100円 |
冷たい蕎麦と温かい付け汁
| 田舎汁(キノコ・ナス・鴨・油揚げ) | 1,200円 |
|---|---|
| 鳥汁(手羽) | 1,200円 |
| 鴨つくね汁 | 1,200円 |
| かきあられ(小海老と小柱の天ぷら) | 1,400円 |
温かい蕎麦
| かけ | 850円 |
|---|---|
| きざみきつね | 950円 |
| 磯そば | 1,050円 |
| 梅鉢 | 1,050円 |
| きつねたぬき | 1,100円 |
| 鳥南 | 1,100円 |
| 鴨南 | 1,500円 |
| 海老天そば | 1,550円 |
| 上海老天せいろ(メゴチ付き) | 2,000円 |
トッピング
| 生卵 | 100円 |
|---|---|
| とろろ | 400円 |
| 梅干 | 200円 |
| きざみのり | 200円 |
| 揚げ玉 | 50円 |
| 揚げ餅 | 250円 |
| やくみ | 100円 |
| そばつゆ | 250円 |
| ゴマだれのみ | 350円 |
| ゴマささみだれ | 450円 |
ご飯もの
| 小さいご飯 | 550円 |
|---|---|
| 親子丼(平日限定) | 1,300円 |
| 海老天丼(平日限定) | 1,600円 |
その他 一品
| はりはり大根 | 300円 |
|---|---|
| 青唐辛子みそ | 350円 |
| 板わき | 550円 |
| 焼きのり | 550円 |
| なめこおろし | 550円 |
| 鳥皮の三杯酢 | 600円 |
| 北海道つぶ貝の味噌煮 | 750円 |
| 鴨ロースト | 950円 |
| 海老天 | 1,600円 |
| 穴子天 | 1,100円 |
| 長芋天 | 750円 |
| つくね焼き(たれ) | 1,000円 |
| つくね天三杯添え | 1,000円 |
| 揚げ野菜とつくねの煮物 | 1,100円 |
| 鶏塩焼き | 1,100円 |
| 鶏たれ焼き | 1,100円 |
| 胡瓜と茗荷の梅和え | 600円 |
| 牛すじ豆腐 | 850円 |
| 鴨つくねの揚げ出し | 950円 |
おすすめの一品
| 揚げいちじく肉味噌添え または ゴマだれ添え | 650円 |
|---|---|
| 焼茄子とささみのゴマ掛け | 650円 |
| とうもろこし豆腐(数量限定) | 650円 |
| 鱧と野菜の天婦羅 | 950円 |
| 天使の海老天婦羅 | 500円 |
| 鶏塩焼き | 1,100円 |
| 鶏たれ焼き | 1,100円 |
飲み物・甘味
ソフトドリンク
| ジンジャーエール(甘口・辛口) | 350円 |
|---|---|
| ぶどうジュース | 400円 |
| ウーロン茶 | 300円 |
| 炭酸 | 200円 |
甘味(平日限定)
| 白玉ぜんざい | 600円 |
|---|---|
| そばアイス | 350円 |
手打ち蕎麦こだちの外観・店内の雰囲気
外観

店舗はビルのテナントなどではなく、黒を基調としたシックな外観の独立した建物となっています。一見すると和風の蕎麦屋というよりは、おしゃれな個人経営のカフェのような印象を受けます。
建物の目の前には専用の駐車場が用意されており、車を2台駐車することができます。大通りの喧騒から離れた隠れ家のような落ち着いた雰囲気があり、車で訪れた際もスムーズに入店できる作りになっています。
店内

店内も外観と同様にカフェのような空間が広がっており、一見するとコーヒーが出てきそうな、一般的な蕎麦屋のイメージとは一味違う雰囲気でした。BGMもカフェのような落ち着いた音楽が静かに流れていました。
照明にはフィラメントが見える電球がいくつも吊り下げられているほか、大きな窓から自然光も取り込まれており、店内は明るかったです。
座席はすべてテーブル席となっており、4人掛けが3卓、2人掛けが3卓の計18席が配置されています。駅から少し距離のある住宅街の中に位置しているためか、お昼時である12時頃の訪問でも店内は非常に静かで、落ち着いた環境で食事を楽しむことができました。
以前訪問した「音威子府TOKYO」や「音威子府食堂」のように北海道にまつわるポスターや装飾品が飾られているわけではなく、あくまで上質な手打ち蕎麦を味わうモダンな空間になっています。
また、地下や奥まった場所ではありませんが、店内は少し携帯電話の電波が入りにくいため、訪問の際はあらかじめ注意してください。
蕎麦の感想

今回はかつて音威子府駅の常盤軒でも提供されていた温かいかけそばを注文しました。
音威子府そば特有の色の濃い麺でしたが、音威子府そば特有の太麺ではなく、細い麺でした。よく見ると麺の太さには若干のばらつきがあり、店名の通り手打ちで蕎麦を作っていることがうかがえました。
実際に食べてみると細麺で食べやすいのが印象的でした。めしや満福イケレでは麺が太く、コシがあり、噛みごたえがありましたが、それとは対照的で意外性がありました。

つゆは少し薄めの味つけでした。三つ葉が上にのっており、それが味のアクセントになっています。卓上には七味唐辛子があるので、味を変えたくなったら入れてみてもいいかもしれません。
手打ちへのこだわりも感じられ、美味しくいただけました。
手打ち蕎麦こだちはどんな人におすすめ?
- 落ち着いて昼食をとりたい方
- オシャレな店内で昼食をとりたい方
- 音威子府そばを食べてみたい方
- 少人数や一人で蕎麦を楽しみたい方
- 手打ち蕎麦を楽しみたい方
アクセス・営業時間
| 店名 | こだち |
|---|---|
| 住所 | 〒338-0007 埼玉県さいたま市中央区円阿弥1丁目3−3 |
| 電話番号 | – |
| アクセス | JR埼京線 『与野本町駅』から徒歩27分 西部バス・国際興業バス 『浅間神社』から徒歩3分 |
| 営業時間 | 【月~水・金~日】 11:00 – 15:00 (ラストオーダー14:30) |
| 定休日 | 木曜日 |
バス停『浅間神社』からの道のり
バスを降りたら、セブンイレブンを左手に北に向かって歩きます。

途中『手打ち蕎麦こだち』と矢印が書かれた看板があるので、看板に従って歩きます。

セブンイレブンを過ぎたら右に曲がります。
右を見ると『フローラ』と書かれた看板がありますので、これを目印に曲がってください。

『フローラ』を過ぎると左手にお店があります。

支払い方法
支払い方法は現金のみです。
関東で他に音威子府そばを食べられる店
関東で音威子府そばを食べられるお店は今回ご紹介した『手打ち蕎麦 こだち』以外に、『音威子府TOKYO』『音威子府食堂』があります。筆者が以前、実際に訪れて書いた記事がございますので、合わせてご覧ください。






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